ゴミ箱フォルダーについて
ゴミ箱フォルダーの目的は、ユーザーが誤って削除したプロジェクトとファイルを回復することです。デフォルトでは、ゴミ箱フォルダーは Strawberry のmedia_1、media_2、などのそれぞれのストレージ内に配置されます。ゴミ箱は、管理者が定義した間隔に基づいて自動的にクリーンアップされます。
Strawberry は、次の場合にプロジェクト全体をゴミ箱にリンクします。
- Strawberry 管理パネルから削除された場合。
- アーカイブする準備ができている場合。
Strawberry は、次の場合に個々のメディア ファイルをゴミ箱にリンクします…
- Finder または Windows Explorer レベルでプロジェクトから削除された場合。
- Strawberry ユーザー インターフェイス経由で削除された場合。
ゴミ箱自動削除の設定を変更する
毎日午前 3 時頃 (サーバー時間)、Strawberry は「DeleteTrashJob」というジョブを実行します。このジョブは、ゴミ箱内で x 時間より古いファイルを検索し、それらを完全に削除することでゴミ箱から削除します。デフォルトでは、削除またはアーカイブされたプロジェクトとメディア ファイルは、ゴミ箱内に 168 時間 (7 日間) 残ります。この設定は次のように変更できます。
1. SSH経由で Strawberry サーバーにログインします。
2. Strawberry config ディレクトリに移動します。
cd /opt/sb4/app/fsbase/config
3. ファイルtrash.yml.exampleをtrash.yml にコピーします。
cp trash.yml.example trash.yml
4. 選択したエディタを使用してtrash.ymlファイルを編集します。ただし、形式やインデントは変更しないでください。
デフォルトのゴミ箱削除設定でファイルの内容が表示されます。
production:
delete_after_hours: 168
5. 好みに応じて数値を変更します。
6. 変更を保存し、エディタを終了します。
7. sb restartコマンドを使用して Strawberry サービスを再起動します。 Strawberry が高可用性クラスター上で実行されるように構成されている場合は、それぞれのコマンドを使用して HA クラスター上のサービスを再起動します。
ゴミ箱を手動で空にする
以下の手順を実行すると、Strawberryが管理するすべてのストレージ上のStrawberryのゴミ箱フォルダーからすべての内容がすぐに削除されます。
- Strawberry 管理パネルにログインします。
Miscタブをクリックします。Empty Trashタブをクリックします。Empty Trash Nowボタンをクリックします。