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1 はじめに

1.1 このマニュアルについて

本マニュアルは、Archiware P5 パッケージのインストールおよび設定手順を解説したものです。また、一般的な運用環境でP5をインストール、管理、使用する方法も実例を交えて説明しています。

1.2 本マニュアルの対象

このマニュアルに記載の情報は、P5 をインストールおよび保守するシステム管理者、およびP5をデータ管理システムとして運用するユーザーを対象としています。

システム管理者向けの情報:

  • サーバーへの P5 のインストール
  • P5 データブラウザの使用
  • バックアップまたはアーカイブジョブの設定
  • カスタマイズ
  • トラブルシューティング

さらに日常の定期的な管理タスクに関する下記の情報を記載しています。

  • 毎日のバックアップの確認
  • ボリューム管理とデバイス

また、ユーザー向けに下記の方法と手順を説明しています。

  • データを復元する方法
  • データをアーカイブする方法
  • データのアップロードとダウンロード
  • 具体例によるケースシナリオ

表記についての凡例

表記字体または記号説明と表記の例
bold
太字
強調された部分を示します。
例: バックアップを正常に完了するには、十分な数のラベル付きボリュームと十分な空き領域が必要です。
italic, fixed font
斜体, 等幅
ディレクトリ、ファイル、マシン、コマンド、用語集エントリの名前、および各章で定義された新しい用語を示します。
例: P5 サーバーのログ ファイルにエラーが記録されています。このログ ファイルは、P5 をインストールしたディレクトリの filelog/lexxsrv.log にあります。
fixed font
等幅字体
コマンドとテキストの記載を示します。
例:P5 サーバー start-server を起動するコマンド。
Italic, bold
斜体, 太字
画面に表示される情報、ウィンドウ タイトル、ダイアログフィールド、その他のGUI要素を示します。
例: リストア操作に必要なボリュームの名前がVolume Listingにリストされている場合があります。
italic, bold, fixed
斜体, 太字, 等幅
コマンドまたはプログラムを開始するために実行する一連のメニューまたはアプリケーションの手順を示します。
例: バックアップ管理領域に入るには、「ログイン領域」 > 「管理」 > 「バックアップ管理」をクリックします。

【注意!】
重要な情報や、問題やエラーの発生の原因に関する警告や注意事項を示します。
例: 【注意!】十分なレベルのデータの安全性を確保するには、増分バックアップに加えて少なくとも週に 1 回完全バックアップを作成することが合理的です。